初回の「Treasure Data CDP活用のはじめの一歩」ではTreasure Data CDPをご利用いただくにあたって、必要な手順を簡単にまとめてご説明いたしました。また、2回目となるTreasure Data CDP活用のはじめの一歩-詳細編(1)-では「具体的にやりたいことを決める為の方法」をTreasure Data CDP活用のはじめの一歩-詳細編(2)-では「やりたいことに必要なデータを用意する手順」を説明しました。
4回目に当たる今回は、必要な手順の内の一つ「用意したデータを収集する」ということに焦点を当ててご説明いたします。なお、このコンテンツの想定読者は、下記の方々です。
- トレジャーデータはじめの一歩、詳細編(1)(2)を閲覧済み。
- Treasure Data CDPの管理画面を今まで触ったことがなく、利用にあたって何をすればいいのか知りたい。
Treasure Data CDPを使いこなすには「データ収集・加工・集計」を行い、施策実施のために必要なデータを整理した、データの台帳であるマスターセグメントを作成することが必要です。マスターセグメントを作成すれば、データを利用した各種施策の実施まであと一歩となります。
データの収集の具体的な実施方法
それでは早速、データの収集について具体的な実施の仕方をみていきましょう。ここからがTreasure Data CDPの利用となります。Treasure Data CDPはデータの収集・加工・集計がしやすい機能を多数ご用意しております。
データの収集について様々な方法がありますが、今回はWebサイトの情報や、モバイルアプリの情報を収集するのに使いやすいSDKと、様々なデータの取り込みをサポートするTREASURE DAT CDP のIntegration Hubのデータコネクタという機能について、掘り下げてご説明します。
Treasure Data JS SDK
- Webサイトに追加することで、Treasure Data CDPにデータを送付することのできる機能
- 本SDKでCookieを収集する場合は、以下のコンテンツも合わせてご覧ください
TD JS SDKで取得可能なcookieとその取得方法について
3rd Party Cookieの代替方法[1]:Server Side Cookie
Treasure Data Mobile-App SDK
- モバイルアプリに追加することで、Treasure Data CDPへデータを送信できる
- なお、すでに「adjust」「Appsflyer」などTreasure Data CDPと連携済みのSDKをモバイルアプリに追加している場合はそちらを利用することもできる
Integration Hubのデータコネクト機能の利用
- Treasure Data CDPの管理画面から必要な設定を入力することで、データ連携できる仕組み
- 「Integrations Hub」→「Catalog」と選択して連携したい機能のロゴをクリックし、必要情報を入力する
まとめ
上記も含めデータ収集パターンは以下の6種類があります。実施する施策のデータの状況によって、一番適したものを選んでいただければと思います。
なお、データ収集に関係する過去のブログ記事を以下に記載しますので、ご興味があれば御覧いただける幸いです。
いかがでしょうか。上記を実施してデータを収集することができたかと思います。次回は、「データの加工」についてご説明させていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございます。また次の記事でお会いできると幸いです。
トレジャーデータはじめの一歩の他記事
Treasure Data CDP活用のはじめの一歩
Treasure Data CDP活用のはじめの一歩 – 詳細編(1) –
Treasure Data CDP活用のはじめの一歩 – 詳細編(2) –
Treasure Data CDP活用のはじめの一歩 – 詳細編(4) –