カスタマーコンサルティングチームの木下 和也です。
本日のトピックは、“PDCAサイクルのC / 評価指標の設定“です。業務上よく使われるPDCAサイクル。そのCに着目し、評価指標を設定する際の留意点、ならびに可視化フローをお話いたします。
PDCAサイクルとは
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)といった仮説検証プロセスの総称で、継続的に業務改善を行う概念です。
評価指標を設定する際の留意点
評価指標の設定においては、以下2点の留意が必要です。
- KGIを分解しKPIを設定する
- KPIを定量的な評価指標とする
※KGI(Key Goal Indicator):重要目標達成指標、KPI(Key Performance Indicators):重要業績評価指標
KGIである業務上の最終目標を分解し、KPIとして定量的な評価指標で設定することで、Chech(評価)を適切に行うことが可能となります。
評価指標の可視化フロー
評価指標の可視化においては、以下のようなフローがございます。
- 評価指標の設定
- 可視化案の作成
- レポート化 / 数値確認
このように、評価指標から可視化案を作成し、レポート化、数値確認を行うといった流れです。可視化案を作成する際には、Check(評価)だけではなく、Act(改善)に繋がる深掘り要素を盛り込むことで、KPIならびにKGI達成に向けたヒントを得ることができます。例えば、顧客属性毎に最適コンテンツを把握することで、施策改善に繋げることが可能です。
まとめ
評価指標の設定は、KGIを分解し、KPIを定量的な指標として設定することで、目標達成までの道筋を正確、かつ段階的に確認することが可能です。また、評価指標の可視化は、評価指標を網羅的に整理し、深掘り要素を組み込むことで、Check(評価)の具現化と、Act(改善)の探求を効果的に行うことが可能となります。本日の内容は、あくまで一例ですが評価指標に基づき、施策結果などをCDPに蓄積し、評価指標の可視化をTreasure Data CDPを通して、実現いただけると大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。