カスタマーコンサルティングチームの木下 和也です。
本日のトピックは、“観光事業におけるマーケティング“です。観光事業においては、旅マエ、旅ナカ、旅アト、3つの軸で顧客接点を構築するケースが多いかと思います。これらの接点に対して、効果的にアプローチするための考え方、をお話いたします。
旅マエ、旅ナカ、旅アトとは
訪日外国人観光客、国内観光客ともに、カスタマージャーニーとして、旅マエ(検討時期)、旅ナカ(行動時期)、旅アト(感想時期)が存在いたします。旅マエは検討時期にあわせて、必要な情報を網羅的に提供し、興味感心を抱かせます。続いて、旅ナカは旅行先の行動時期にあわせて的確な情報を提供し、行動喚起に繋げます。最後に、旅アトは感想時期にあわせて、情報拡散と蓄積(ネガポジ分析など)に繋げます。
効果的にアプローチするための考え方
旅マエ、旅ナカ、旅アト、各々のカスタマージャーにあわせて、レコメンドに必要となる旬なデータを検討し、活用に繋げることが、効果的にアプローチする考え方と捉えております。旅マエは接触メディアの傾向分析、旅ナカはトランザクションの傾向分析、旅アトはSNS/口コミの傾向分析、これらの過程を経て、アプローチ方法を考えることが可能です。あくまで一例にはなりますが、ご参考になれば幸いです。
まとめ
訪日外国人観光客、国内観光客ともに、カスタマージャーニーとして、旅マエ(検討時期)、旅ナカ(行動時期)、旅アト(感想時期)が存在し、各々のカスタマージャーにあわせて、レコメンドに必要となる旬なデータを検討し、活用に繋げることが、効果的にアプローチする考え方と捉えております。CDPを起点にデータの蓄積〜分析、上記活用を視野に入れていただけると大変嬉しく思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。