カスタマーマーケティングチームの四柳裕織です。
本記事では、いままでにお客様からいただいた質問のなかでもよくあるものをいくつかピックアップしてご紹介させていただきます。
API Key
Q : WebアクセスログのAPI Keyはアカウントの削除を加味するとオーナーアカウントで作成することが妥当でしょうか?
また、APIKeyでアクセス対象DBを制限することは可能でしょうか?
A : API Keyは発行したユーザーの権限設定によってアクセスが可能なDBが定義されます。
アカウントオーナーのアカウントではすべてのDBにアクセスが可能となりますので、セキュリティ上のリスクに鑑みて、API用のユーザーを発行するなどの対応をいただくことをおすすめいたします。
Q : ユーザーをAdministratorにプロモーションしてもAPI Keyは変更されないのでしょうか?
A : ユーザーの権限を変更してもAPI Keyは変更されません。
ただし、AdministratorやOwnerはすべてのDBにアクセスできるため、API Keyのアクセス範囲もそれに応じて拡大します。その点をご留意いただきながら運用をしていただく必要があります。
Q : ユーザーを削除した際、そのユーザーが発行したAPI Keyはどのような扱いになりますか?
A : API Keyを発行されたユーザーが削除される場合、API Keyをそのまま削除するか、Account OwnerかAdministration権限を持つユーザーは、他のユーザーにAPI Keyを再割り当てすることができます。
ただし、API Keyの権限は再割り当て先の権限に変更されるため、利用には十分に注意が必要です。
API Keyの運用方法に関しては、CS担当まで気軽にご相談くださいませ。
Utilization
Q : Utilization Dashboardで確認できる数値と記載してある場所を教えてほしい
A : こちらのブログ記事にて詳しい内容が記載されていますのでご参照ください。
Q : importが普段よりとても多いとき、それが何によって(ジョブやDBなど)増えたのかをUrilizationで確認する事はできますか?
A : Utilization上では、以下のようにDBやSourceごとに利用状況を確認することができます。
Jobごとの増減に関してはUtilization Dashboard上で確認することはできないので、CS担当やサポートまでお問い合わせください。
Q : Presto Utilizationはリクエストすることで無償で確認できるのでしょうか?
A : Presto Utilization、Workflow Utilizationはリクエストいただきましたら無償で追加させていただきます。
お気軽にCS担当までご連絡くださいませ。
Q : Utilizationのimportとinsertの違いを教えてください
A : Importは外部からTreasure Data CDPに投入した月間の件数(=行数)ですが、Insertは契約上でインポート件数としてカウントされない、TD間連携と内部処理で生成された中間テーブルなどのデータ量を表します。
今後も他の機能に関するQAなどまとめてお伝えしていきますので、担当CSまでご連絡ください。