カスタマーオンボーディングチームの塚原 一喜です。
本日は、セグメントデータの連携をWorkflowで構築するメリットについて説明します。
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Treasure Data CDPからのセグメント連携方法
Treasure Data CDPの活用において、データコネクタを使用してセグメント連携してデータ活用する中で、連携の方法としては以下の3通りが一般的なパターンです。
- SQLでResult Output
- AudienceStudioからのActivation
- Workflowでのデータパイプライン構築
単発的なセグメント連携は①②での実行でも全く問題ないのですが、データが更新され定期的に送信されるようなスケジュールセグメントの場合、そのタイミングで送信されたデータを後から探す場合に苦労する場合があります。コンバージョン系の広告施策の場合、いつ連携したセグメントが効いたのかなどパラメータで分析していると思いますが、間接コンバージョンの場合パラメータだけでの分析では片手落ちのケースがあります。そのため、送信したセグメントをストアしておくことも重要だと考えており、その場合Workflowでのパイプライン構築が意味を持ちます。
Workflowサンプル
かなりベーシックな記述になりますので、お客様ごとにカスタマイズは必要になると思いますが、サンプルを公開します。(本サンプルはLINE広告への送信Workflow)
https://github.com/tsukaharakazuki/td/blob/master/send_line_ads/send_line_ads.dig

#AudienceStudioから出力されたデータを、送信用データに整形
+create_send_line_ifa:
td>: queries/create_send_line_list.sql
create_table: send_line_list
#送信データのスクリーンショット保存
+store_send_line_ifa:
td>: queries/store_send_line_ifa.sql
insert_into: store_send_line_list
#コネクタを使ってのデータ送信
+for_each_data:
for_each>:
line_ads: ${line_ads}
_do:
+line_export_task:
td>: queries/export_line_ads.sql
database: td_sandbox
result_connection: ${line_ads.result_connection}
result_settings:
type: line_ads
account_id: ${line_ads.ad_accont_id}
use_audience_id: false
action: PUSH_AUDIENCE
audience_action: ${line_ads.action}
audience_name: ${line_ads.audience_name}
id_type: ${line_ads.id_type}
#AudienceStudioから出力されるテーブルのクリーニング
+drop_and_create_table_list_line_ifa:
td_ddl>:
empty_tables:
- "list_line_segments"
コネクタの部分を各プラットフォームように変更、データ整形のSQLも、実際送信するデータに合わせて修正いただくことで、定期的なセグメント連携のデータを保存しておきながら、実際送信するまでのWorkflow構築が可能です。
導入をご検討の際は、担当カスタマーサクセスまでお問い合わせください。
