カスタマーエンゲージメントチームの四柳 裕識です。
Treasure Data CDPに格納済みのデータを利用したセグメントリストをLINEの広告プラットフォームへシームレスに連携することができるようになりました。
以前までは、弊社SEで行わなければならない作業などもあり、Workflowの設定など、連携までにいくつかの手順を踏む必要がありました。
今回、LINE Adsへのコネクターがリリースされたことによって手順が短縮され、お客様のみで設定を完了することができるようになります。
なお、詳しい利用方法に関しては、ドキュメントにてご確認いただけます。”Prerequisites” や “Limitations” も併せてご確認ください。
現在、ベータリリース中となっておりますので、ご利用をご希望される方はカスタマーサクセス担当までお問い合わせくださいませ。
1.広告アカウントIDの紐付け
本連携に必要なLINE広告の広告アカウントIDをご確認ください。
ご提供いただいた広告アカウントIDでSEが連携の為の紐付け作業を行った後、お客様のLINE広告アカウントのAdminメールアドレス宛に紐付けの承認依頼メールが届きますので、承認をお願いします。
2.お客様のCDPへWorkflowを登録
SE、またはCSからWorkflowをzipでご提供します。そちらをお客様のTreasure Data CDP環境へ登録して下さい。
3.SEへSecret登録依頼
Workflowの登録が完了したら、続いて以下の情報をSEへご提供下さい。
- WorkflowのProject名
- Master API key
※前述した通りトレジャーデータのSEがAPI経由で貴社のCDPにアクセスし、作業いたします。
IP Whitelistをご利用の場合、事前に弊社のIPアドレス(接続元IP)をご登録いただく必要があります。
4.Workflow内の各種パラメータの登録
Workflow内の以下のパラメータに任意の値、及びSQLなどを登録して下さい。
*1: line_ads_access_keyとline_ads_secret_keyは、Data Provider (=トレジャーデータ社) としてのクレデンシャル情報のため、お客様へ共有することはできません。本理由により、これらの値は弊社が設定します。
5.Workflowの実行及びLINE広告上のオーディエンスステータスを確認
上記の設定が完了したらWorkflowを実行し、完了次第LINE広告のオーディエンスステータスを確認してください。
以上が実際の連携方法となります。