トレジャーデータの阪口 暁です。
私の役割は大きく2つあり、主に以下のフェーズでご支援させて頂いております。
- Treasure Data CDP導入前のお客様に対しての要求整理とプロジェクト設計
- Treasure Data CDP導入後(初期)のお客様に対しての要件整理と実装までの伴走支援
本記事に関しては、上記ご支援させて頂く中で、ご契約企業様がTreasure Data CDPをどのような目的、プロジェクトの中で活用頂いているか解説いたします。
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Treasure Data CDPについて
(釈迦に説法ではありますが)Treasure Data CDPとは、企業が保有する様々なデータを収集し、加工・統合・分析した上で一元管理を行い、施策への利活用に向けて連携するクラウド型のデータマネジメントプラットフォームです。様々なデータから顧客の解像度を高め、あらゆるチャネルや施策への利活用を促進することで、ビジネス貢献・デジタルトランスフォーメーションの実現につなげることが可能です。
また実現するための機能として大きく3つの特徴があります。
- 多種多様なデータソースや形式に対応するデータ収集・連携機能
- 利活用の目的に応じて柔軟に加工できるデータ処理やセグメント管理・スコア機能
- 様々なチャネルや施策に連携するデータ・ツール連携機能
データ収集〜利活用までのプロセスをワンストップで実行できる事が大きな強みです。
Treasure Data CDPの活用軸・プロジェクト分類
データのインプット/アウトプットが幅広いため活用領域も多岐に渡ります。主な活用軸・プロジェクトとしては、以下のような分類が多く見られます。
- 統合データ基盤構築
- 保有している様々なデータを統合し、顧客インサイトや理解を深める
- 事業や施策の意思決定スピード・精度を上げるや顧客をより深く理解したい
- CRM高度化・効率化
- データから顧客理解を深め、CRMコミュニケーションの精度を高めたい
- LTVやロイヤリティを高め売上貢献をしたい
- セールス高度化・効率化
- マーケティングデータをセールスに連携し、接客・商談精度を上げたい
- オンライン/オフラインデータを統合しチャネル横断で最適な接客をしたい
- マーケティング高度化・効率化
- データから顧客理解を深め、広告コミュニケーションの精度を高めたい
- 過剰なアプローチを抑制し、コスト削減や顧客体験を最適化したい
- サプライチェーン改革/新価値創出
- 顧客の動きから需給を予測し、生産や物流を最適化したい
- データから、新サービスや新商品の開発を行いたい
まとめ
Treasure Data CDPを導入し、評価頂いている多くのご契約企業様やプロジェクトは、前述のようなデータ利活用やDX推進というデータやテクノロジーを活用し、単一機能の改善・拡張ではなく幅広くビジネスや施策の改善・拡張に着手していることが特徴です。CDPを導入・運用して、今後新たな領域への利活用をお考えの担当者様や、今後より一層の拡大を検討される方は、ぜひカスタマーサクセスへご相談いただければ幸いです。