カスタマーオンボーディングチームの溝川 晃央です。
「導入初期に特化したお客様へのプロジェクト伴走支援」という立ち位置で我々のチームが存在していますが、お客様の中にはIT部門主体で実装プロジェクトが進むケースも多々あり、そのような場合には往々としてプロジェクト終盤に「で、この後どうやって使ってゆくんだっけ?」という壁にぶつかることになります。そこで、実装を終えた後、施策まで進むステップについて我々では下記のようにガイダンスをしています。
ここで必要な視座としては「協業体制」と「人材獲得」です。
- 協業体制
- 人材獲得
自社内のマーケティング部門、また更にマーケティング部門に寄り添っている支援会社(MA導入ベンダー、広告代理店 等)を施策伴走のパートナーとして早期に巻き込んでゆく
マーケ部門では(当然ながら)CRMマーケティングができる人材の確保を、またIT部門ではトレジャーデータ運用にあたりトレジャーデータを使える人材(GUI、SQL、Python,Javascript)の確保をしてゆく
の2点が必須となります。
上記に記載されている内容は、一見すると至極当然に見えて「うちの会社に限っては」と思ってしまうケースがあると思いますが、実際に自社が置かれている環境をアセスメントしてみると、
- 協業体制に相当の不足があり施策まで至っていない
- 施策実装に向けて、必要な人材が確保できず困っている
というのが大なり小なり発見できるかと思います。
(逆の言い方をすると、上記に記載の体制、人材を安定的に確保できれば、100%インハウスでの運用も可能ということを意味しています)
既に導入済みの各社様におかれましても、いま一度施策実行に必要な条件を満たしているかをご確認いただけると幸いです。